丸新グループ Marushin Group

歴史・沿革Marushin History

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創立者の想い

「人が活きる、お客様が感動する企業」として地域の皆さまに愛される企業を目指して

丸新グループ創立者新津 義雄

丸新グループのルーツは、昭和の石油王と呼ばれ、昭和シェル石油株式会社(現 出光興産株式会社)の源流である新津石油株式会社を明治25年(1892年)に興した父・新津 恒吉翁に遡ります。
戦後、恒吉翁の信念でもある社会奉仕の精神に則り、株式会社丸新石油(丸新グループの当時の中核企業)を設立。社会の変化を捉えながら業容拡大を推し進めてまいりました。

振り返れば、戦後の混乱期から這い出すかのようにわずか3名でスタートした事業も、物流・エネルギー・生活の各分野において、個性多き企業集団を形成するに至りました。

今、新しい時代を乗り切るための最大の担い手は「人」です。
人こそが全ての源であり、その結晶がグループとしての総合力です。一人ひとりが未来を信じる若い心を持ち、お客様を第一に考え、社会との共栄を図っていくこと。それが、私たちの使命であり、設立当初から変わらない基本姿勢の大きな柱です。

社員一人ひとりの柔軟な発想と強い情熱を集結し「人が活きる、お客様が感動する企業」としてさらなる飛躍を。
そして、この先も100年、200年と末永く地域の皆さまに愛される企業を目指してまいります。

歴史‧沿⾰

丸新グループは、刻々と移り変わる時代の進歩を見据え、エネルギー事業を軸とした各分野で地域社会と密接に関わりながら歩み続けてきました。
お客様や地域の皆さまのご支援と信用に支えられながら拡大を遂げた事業の変遷は、私たちのかけがえのない財産の一つです。
これからも常に時代を見つめ、変化するニーズに対応した事業を展開して参ります。

1892

丸新グループ創業年
新津恒吉(義雄の父)が製油業を始める。

1938

新津恒吉が新津石油(株)設立
(のちの出光興産(株)へ)

1949

丸新グループ創立年(創立者:新津義雄)
(株)丸新石油 設立

1957

第1号給油所 新潟給油所オープン

【丸新グループの原点】
それまで全くノウハウが無かったサービスステーション事業。
試行錯誤を繰り返しながら第1号店をオープンすると、これを機にガソリンと灯油の小売りがコアな事業となっていきました。
この後、県内全域に次々とサービスステーションを展開し、この成功を基盤に事業の多角化へと進んでいきます。

⼩売重点主義昭和20〜30年代

丸新グループの事業は、石油の販売とその配送からスタートしました。 戦後の混乱期の中、石油製品の販売活動とその配送には統制が続いていました。そんな中、お客様1軒1軒と直接結びつくこと、そして安全と信用を確実にお届けすることこそが、 新規参入者としての丸新の生きる道だったのです。 この小売重点主義を貫く姿勢は、今でもグループ全体の営業方針の要としてしっかりと息づいています。

1962

三菱液化ガス(株)の特約店となり、LPガス事業に参⼊
(のちの丸新産業(株)へ)

1970

村上燃料販売(株)(のちの(株)ムラネン)を
事業継承(M&A)

1971

東⻄運輸(株)設⽴

【物流の中核企業が誕生】
丸新石油の運輸課が分社独立した東西運輸は、丸新石油が販売した灯油の配送やローリーによるサービスステーションへの輸送を一手に引き受けました。
当時、統制品だった石油は価格競争が出来ませんでした。しかし、東西運輸の親切で迅速な配送が顧客からの信用に繋がり、丸新グループの発展に貢献したのです。

丸新産業(株)設⽴

事業の多⾓化昭和40年代

昭和40年代初頭には車社会、いわゆるモータリゼーションの到来。 さらには2度にわたるオイルショックを経て、 一気に高度経済成長の波に乗っていった日本経済。 そこに歩調を合わせるべく、丸新グループでは サービスステーションの建設ラッシュ、 運輸、LPガスをはじめとするグループ企業が次々と誕生しました。 事業の多角化に伴い、 グループ自体も拡大期を迎えました。

1972

新津⽯油(株)設⽴

1978

(株)丸新オートセンター設⽴

時代が求めるニーズの発掘昭和50年代以降

昭和50年代半ばには、上越新幹線、北陸・関越両高速自動車道の開通により、 新潟県も高速交通時代に本格的に突入しました。 グループでは積極的な人材の採用と登用を行なうとともに、 旅行などの新規事業への参入も始まりました。新規事業を発足し、多様化するお客様のニーズに誠心誠意お応えしていくことが、 私たちの変わらぬ基本姿勢です。

1982

ときわ設備(株)設⽴

1985

(有)上越丸新設立
(のちの丸新ライフサービス(株)へ)

1991

(株)丸新エネルギー設立

1992

(公財)新津記念館開館

LPガスを活用した業態開発平成以降

平成初期にはエネルギー事業に特化した企業を設立。平成10年頃まで県内各地に給油所を続々とオープンしていきました。その後、自動車の需要減少に伴い、給油事業は徐々に縮小。新たな業態開発としてコインランドリー事業に参入しました。日本経済は長期停滞を迎える中、LPガスを活かした新たな業態でユーザーのニーズに応えていきました。

2002

ときわ設備(株)冷媒フロン回収事業スタート

2009

丸新グループ設⽴60周年
丸新ライフサービス(株)設⽴(上越地区の強化)

2016

業態開発としてコインランドリー事業に参入

2020

(株)寛和クリエイションを事業継承(M&A)
(不動産事業へ参入)

2022

丸新グループ創業130周年

(株)丸新ホールディングス設立
(ホールディングス体制に移行)

新たなる躍進に向けて令和以降

創業当初より主軸としてきたエネルギー事業。業界を取り巻く環境が時代とともに激しく移り変わる中、令和2年にはM&Aにより不動産事業へ参入。 そして令和4年、グループ企業をホールディングス体制に移行し、丸新ホールディングスを設立。 これまでの枠にとらわれない新しい事業展開も視野に、生活に欠かせないインフラ事業を提供する企業として、新潟の地域を支え続けています。